2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「こどもの虐待」に反対する人々への反論

近頃、「こどもの虐待」のニューズが連日放送され耳目を集めている。個人的にも、暗澹たる気持ちであり、このような暗い事件が社会を覆う事態に極めて大きな危惧を抱いている。 巷における人々の談義の中で、「同じことをやってやればいいんだ」とか、「拷問…

極に触れる世界。見えない未来に生きる。

最近、世界情勢を見ていて感じることがある。それは、極主義が出てきているな、ということです。 つまり、極右勢力や極左勢力のことを指すのですが、自由主義&民主主義VS計画経済体制&共産主義であった冷戦期のイデオロギー対立とは異質なもので、比較しづ…

Fool, Cool, Japan!

CIAを裏切った人が暴露本を「わたしは愛国者なんだ」といって公開することがある。ここに疑問を抱く人もいよう。ところが私は抱かないよ。 というのも、愛国心にはパトリオティズムーpatriotismーとナショナリズムーnationalismーとがある。一般的な訳は、前…

なんか今やりたいこと

いま、私が所属するSophyDiaでSopher's Salonという「読書ディスカッション」の事業を行っている。プラトンの『ポリテイア』を読んでディスカッションするのですが、これなんとサシな感じなんですよ。 いやいや、いくらおもしろくても少ししんどいよね。とい…

投票しよう活動が嫌いな理由

最近、18歳選挙権の動きもあってか、「投票行きましょう!」という活動がやたらと増えてきた。 各選挙管理委員会が鼻息荒く常時啓発活動の一環として、どこかの団体とコラボするなどして行っている模様。なるほど確かに投票に行く行為は重要かもしれないが、…

高校までの先生の仕事環境を変えてみよう

よく「教員は社会しらずだ」などといった定型の批判が飛ぶ。これに対し私の態度は「あっ、そうですか」だ。 転じて、というか一切違うことを以下では書く。まず、「高校までの教員は教育者であると同時に学問者であること」を忘れないで欲しいということだ。…

俺がしたくないひとつのこと

私にはどうしてもやりたくないし、目指したくもないことがある。それは「誰かを変える」ということ。例えば、「社会を変える」ということは、社会と人々の関わり方を変えることだけれど、「誰かを変える」ということは「その人をその人でなくす」ことを意味…

俺が政治家にはならないたったひとつの理由

1.よく言われますけど 「わかものと政治をつなぐ」活動をしていると「政治家になれば?」とか、「政治家になって社会を良くしてほしい」、「君になら1票を託せるから政治家になって」と言われることが多々ある。実は高校生時代から、「君はリー・クアン・ユ…