教会大分裂から、大結合へ!?

今日は、手抜き…なわけではなく、NewsPicksでpickしたやつがブログに載せても、いいくらいの分量だったので。東西キリスト教会の最高者が会談すると…。あごがとれそうです。

 

あ、ちなみに、題名にある「大結合」はありえません! (断言

 

www.chunichi.co.jp

 
 

な、なんじゃこりゃあ!!!!

ここ数年で最大の衝撃!!
 
まず正教会ってなんじゃいな、ってことなんですけど、原始キリスト教においてローマ帝国第三の都市とまで言われるアンティオキアがキリスト教の異邦人宣教の光源なのですが、東西南北に広がっていくにつれ、キリスト教の五本山と呼ばれるものが形成されていきます。
 
これは初期キリスト教世界において、アンティオキア、アレクサンドリアイェルサレムイスタンブール(後のコンスタンティノポリスコンスタンティノープル)、そしてローマの5つ。この中から、ローマ帝国の首都で、キリスト教が迫害された後に、公認さらに国教化される中で、ローマ教会が力を持ち始めます。そして、世俗的権力をもローマ教会が握ると、西方教会ーWestern Churchーが構成されていきます。
 
すると、キリスト教の光源がアンティオキアつまり現在のシリアで、ギリシア文化圏だったわけですが、そちらの五本山のうちのローマ教会以外の四教会が東方教会ーEaster Churchーとして確立されていくわけです。その流れの中で、世俗的権力を掌握し、西方教会はいわば調子に乗っていくわけですが、東方教会は正統な教義を守り続ける、と。東西分裂を経て、ギリシャ側の教会は、ギリシャ正教となり、<Orthodox Church>(正統な教会)となる。
 
一方、西方教会は対抗してか、Catholic(普遍的な、一般的な)となっていく。
 
 
カソリックは西欧に広がり、その教義の世俗化や教会の腐敗によって、宗教改革が起こされプロテスタントと分裂するわけです。
 
 
オーソドックスは、ギリシャ圏から北上政策(!? 南下政策の逆だと今気づいた)をして、その版図を拡げ、現在のロシアにまでいたり、そして東方にも拡大し日本正教会も構成される。さらに、現在のロシア正教会正教会の中で最大とも言われることになる。とはいえ、宗教における「最大」が何を意味するのか私は分かりません。
 
 
「正統教義のオーソドックス・チャーチvs普遍教義のカトリック・チャーチ」だったということです。ところがこの対立が氷解すると…え!? 分からない!! 何が起きるの! 教えて!!
 
ひょっとしたら私の人生で最大の歴史的出来事のきっかけになるかもしれない会談。注目。刮目せよ! って感じです。