あれ? いまから「可能性」って言葉使おうとしてる? ちょっと待って
どもー、わんばんこ。今日2月5日は気を抜いたら記事書けない可能性があるので、いまのうちに書いちゃいます。
ん〜〜〜〜??? 「記事書けない可能性」!?!?!?!?
はい。変ですね。「可能性」という単語は、ポジティブな意味ですので、もし「書けない」ことを残念なことと考えているならば、「書けない可能性がある」とは言わないわけです。例えば、シリアで行方不明になった安田純平氏に関して、ニューズや記事で
こんな風に「可能性も?」とか書いちゃうと、なんかおかしいですよね。ジャーナリストにとっては亡くなっている方がネタとしておいしくて嬉しいのかもしれませんけど、それは考え難いですし、恐らく用法の間違いですね。
「可能性」という言葉は"possibility"の訳語なので、一応英英辞典を参照すると
1. possibility a future prospect or potential "this room has great possibilities.
2. possibility, possibleness capability of existing or happening or being true
-MobiSystems『Advanced English Dictionary and Thesaurus』
あれ? でもなんかそうでもなさそうだな。マイナス表現でも使えそう笑
うーん、じゃあこれは俺の言語感覚の問題なのかもしれないけど、プラスのことをさす蓋然性は「可能性」を使いたいなぁ。マイナスのことをさす蓋然性は「恐れ」だよね。
どう思いますか? Twitterでもコメントでもいいので、お声をお聞かせくだされ!