俺に決定的に足りない人

普段、いろいろな表現活動を行っていて自分にはこんな友人が足りないなと思っている。その友人とは、「アンチ」な友人です。

 

なにか俺が表現したら、それに辛辣に応答してくれる人で、しかし親しいみたいな友人がいない。ひょっとしたら俺があまりにも強く反駁してしまうことがあるからかもしれないが、やっぱりそういう存在が欲しい。

 

「え、アンチっていやじゃない?」って思いますよね普通。でもね、「アンチ」って存在がいるといいことがあります。それはいないことに比べたら、もう信じられないくらいいいことなんですよね。それは何かって「自分の主張の穴を教えてくれる」ことです。人はともすると自分の主張は正しいと思いがちですーよく考えた末の結論ならば尚更かもしれませんーが、やっぱりどんな考えにも欠点はあるわけですね。

 

その自分の考えの欠点を知るというのは決定的な意味を持ちます。そうはいっても中々自分だけで気づくのは難しいんですよね。そんな時に、アンチという論敵がいてくれるとなんとありがたいことか。だって、その人が見つけてくれるんだよ? 俺、めっちゃ楽じゃん。

 

 

んで、見つけてくれるのはいいけど、俺だけ得するかっていうとそうじゃなくて、俺の文章を読むことで何か得られると思うんですよね。それは、俺の文章に価値があるーこれは大上段に振りかぶりすぎ笑ーからじゃなくて、何らかのまとまりから問題点を発見するという操作は極めて難しく、それを行う能力は小さな問題発見の積み重ねで養われるからです。すると、アンチも俺も同時に力をつけられるんですよね。すごくね?

 

ということで、<アンチ募集なう>です。